広尾線は、かつて国鉄が運営していた地方交通線で、北海道帯広市の帯広駅で根室本線から分岐し、十勝平野を南下して広尾郡広尾町の広尾駅に至る路線でした。国鉄再建法の制定により、1984年に第2次特定地方交通線に指定され、国鉄分割民営化直前の1987年2月2日に全線廃止となりました。
広尾線営業時代に、愛国駅 - 幸福駅間の切符が「愛の国から幸福へ」として大人気となり、縁起切符ブームの火付け役となりました。広尾線廃止後は、当路線の代行バスを運行している十勝バスが引き続き硬券乗車券を発売しています。なお当路線では「新生駅 - 大樹駅」の切符も人気の縁起切符でした。

廃止から相当の年月が経過した広尾線ですが、愛国駅、幸福駅を含め一部の駅は、現存しています。
保存されている幸福駅を訪ねてみました。(2023.7 )




広尾線旧幸福駅は幸福交通公園となって保存されている。



1面のホームだけであった旧幸福駅であるが、2両のキハ22と合わせて保存されている。
手前の保存車両がキハ22 238、奥の保存車両がキハ22 221である。



キハ22 238 今にも走ってきそうな状態の良い保存車両である。



キハ22 238



車内にも入ることができる。



キハ22 238の車内は、改造されて展示室となっていた。



幸福駅のホームに、現役当時の駅停車状態の様に保存されてるのがキハ22 221



現役時の風景がそのまま残る。



まさにタイムスリップの様



木貼りのホーム1面だけの幸福駅。典型的な北海道の無人駅。



1面のホームに停車するキハ22 221



幸福駅名標 国鉄様式がなつかしい



キハ22 221の車内は、現役当時のまま保存。感動的。



道内車両の特徴、2重窓もしっかり確認!



車窓は、十勝の広大な畑!



運転室もオリジナルのまま保存。久しぶりに見るキハ20系の運転台。
子供の頃、いつまでも食い入る様に見ていたキハ20系の運転台である。



キハ22 221の後方には、保線車両であるモーターカーが保存されている。



北海道らしくモーターカーラッセルである。



ホーム先端から帯広方面を見る。既に線路は取り払われ畑になっている。
廃止から35年以上経過したので。。。



幸福駅の駅舎。残念ながらオリジナルではなく、再建駅舎である。



駅舎内には、絵馬の様に大量の切符が貼られている。
みんな、幸福であります様に!



駅舎のそばにはお土産屋さんもある。切符の他、お土産を買うことができる。
このお土産屋さんも昭和テイスト全開で、是非立ち寄りたい。



鉄道ファンも、観光客も、カップルも是非立ち寄りたいスポットである。























広尾線 幸福駅