手宮線は、北海道小樽市の南小樽駅から手宮駅を結んでいた日本国有鉄道(国鉄)の路線(貨物線)でした。北海道で最初の鉄道(官営幌内鉄道)開業区間の一部で、石炭や海産物の積み出しで賑わいましたが、1985年(昭和60年)11月5日に廃止となりました。廃線後も線路が函館本線とつながったままであることを活かし、手宮駅跡に開館した当時の北海道鉄道記念館(現在の小樽市総合博物館)に静態保存されていた蒸気機関車C62 3を復活のため引き出した時に、配給列車として列車が運転された実績があります。
路線の跡地のほとんどは散策路として整備されています。旧手宮鉄道施設(現・小樽市総合博物館本館)は国指定の重要文化財で、線路は保存されて日本遺産「炭鉄港」の一部となっているほか、散策イベントや観光にも利用されています。

小樽市内に残る手宮線跡。冬季は除雪されない。

小樽市内に残る手宮線跡。冬季は除雪されない。

小樽駅が近い場所は、線路が露出していた。

手宮線を解説する看板

手宮線