雄冬
雄冬は、駅 Stationの主人公である英次(高倉健さん)の生まれ故郷の設定です。雄冬は長らく自動車の走れる道路が未開通で「西の知床」「陸の孤島」などと呼ばれていました。映画撮影時の1981年(昭和56年)時点でも国道は未開通で、映画にも登場する雄冬海運の連絡船「新おふゆ丸」が他地区との行き来を可能とする唯一の交通手段でした。1983年(昭和58年)5月に未開通だった国道231号線(雄冬国道)が全線開通し、連絡船は廃止され、沿岸バスの路線バスが留萌雄冬線として運行を開始しました。しかしその路線バスも、近年は沿線人口の減退が続いており、将来にわたって利用者の回復が見込めないことから、同路線を補助する増毛町などとの協議を経て、2024年9月30日限りで廃止されました。

出典:東宝 「駅 Station」1981年 雄冬港

2024年5月現在 雄冬港
英次(高倉健さん)が妹の結婚式に出席するために故郷の雄冬に戻るシーンです。
当時はまだ国道が開通しておらず、増毛から連絡船「新おゆふ丸」に乗り、雄冬へ
戻ります。映画のシーンに写る一番左の船が連絡船です。
雄冬港は、映画撮影当時と現在でほとんど変わっていないことが分かります。

出典:東宝 「駅 Station」1981年 雄冬神社

2024年5月現在 雄冬神社
英次(高倉健さん)の妹の結婚式が開かれた雄冬神社です。映画の本シーンを撮影した
場所は木々が成長し、雄冬神社の姿が見えにくくなっていました。

出典:東宝 「駅 Station」1981年 雄冬神社

2024年5月 雄冬神社
英次(高倉健さん)の妹、冬子(古手川祐子さん)の結婚式が開かれた雄冬神社
のシーンです。撮影当時の頃は、地元の寺社仏閣での結婚式も普通の時代でした。
雄冬神社は、映画撮影当時と現在でほとんど変わっていないことが分かります。

出典:東宝 「駅 Station」1981年 雄冬港

2024年5月 雄冬港
英次(高倉健さん)が、正月の帰省で雄冬に戻るシーンである。映画に登場する船は
雄冬海運の「新おふゆ丸」である。
現在の雄冬港にはもちろん連絡船は無く、漁船もほとんどいない。釣り人が魚釣りを
する港となっている。

出典:東宝 「駅 Station」1981年 雄冬港

2024年5月現在 雄冬港
「新おふゆ丸」の全貌が分かるシーン。ある紀行記事によると、「新おふゆ丸」は
とても小さな連絡船のため、特に冬場は相当に揺れたとの事。

駅 Station