旧国鉄幌内線は、幌内炭鉱から札幌を経由し、石炭積出港の小樽港まで石炭を運ぶ目的で敷設された北海道内最初の鉄道・官営幌内鉄道が前身です。そして、幌内線の主要駅であった三笠駅は、幌内太駅(ほろないぶとえき)として、明治15年11月13日に開業し、昭和19年4月1日に三笠駅に改称され、昭和62年4月1日にJR北海道に継承されたものの、7月13日に幌内線の廃止で廃駅となっています。クロフォード公園は、旧三笠駅(幌内太駅)の広大な跡地を整備し、誕生した公園です。北海道にアメリカの鉄道技術を伝えたアメリカ人「ジョセフ・ユリー・クロフォード」にちなんで市民からの愛称応募により名づけられました。
公園内には往時の跨線橋とプラットホームが現存しており、車両はキハ82の編成(キハ82 87, キハ82 100, キハ80 145, キハ80
150, キロ80 52, キシ80 27)、北海道開道百年式典に際しての天皇・皇后行幸啓時のお召し列車を牽引したディーゼル機関車DD51 548、バラスト運搬用ホッパ車ホキ746、穀物運搬用ホッパ車ホキ2341、車掌車ヨ8006が静態保存されています。人気は国鉄キハ80系特急型気動車で、昭和40年代に特急「北海」などに投入された「白鳥型」の名でも知られる特急気動車で、「非電化幹線の女王」とも呼ばれました。編成中のキシ80は、今では消えてしまった食堂車です。
尚、クロフォード公園から2.5kmの区間の軌道を整備して、三笠トロッコ鉄道も営業しています。(幌内太駅舎で受付)
DD51牽引の貨物列車が編成として保存されている。
1967年日立製作所で製造。新製配置から1986年3月の廃車まで旭川機関区所属。

DD51 548

今にも動き出しそうな佇まい。

穀物運搬用ホッパ車ホキ2341

バラスト運搬用ホッパ車ホキ746

車掌車ヨ8006


キハ82系が編成で保存展示。

キハ82 100+キハ80 150+キシ80 27+キロ80 52+キハ80 145+キハ82 87
腐食が進んでいるのが残念。
アクセス
JR北海道岩見沢駅から北海道中央バス三笠線 三笠市民会館で下車徒歩10分
クロフォード公園