かなやのかにめし(長万部駅)
 長万部駅のかにめしは、1950(昭和25)年に長万部駅で発売開始された長い歴史を誇る駅弁です。昭和時代に全国に知られた有名な駅弁のひとつで、北海道を代表するカニ駅弁のひとつです。容器は昔ながらの経木折で、駅弁の名前とカニを描いた青い掛紙をかけています。中身は味付飯の上にタケノコ混じりのカニほぐし身を敷き詰め、錦糸卵、シイタケ、梅干し、グリーンピースで彩り、ワカメ佃煮、缶詰みかん、大根桜漬、奈良漬を添えています。価格は1,250円です。
 昭和の終わり頃から特急列車の時代となり、駅で駅弁が売れなくなり、2000年頃には立ち売りによる駅での駅弁の販売が消え、2019年には車内販売の廃止で特急列車への駅弁の積み込みもなくなりました。しかし、今でも当時の駅弁は消えず、駅前で2社の弁当(かなやのかにめし、特製もりそば)が買えます。本当に素晴らしいことだと思います。


不変のかにめし!



何度食べてもいつもおいしいと思う長万部の「かなやのかにめし」

価格:1,250円
売場:JR北海道長万部駅前 かなや本店
調製元:有限会社 かにめし本舗 かなや
営業時間:8:00~16:00 火曜日・第3水曜日 休み





特製もりそば(長万部駅)
 長万部駅のもりそば弁当は、1931(昭和6)年に長万部駅で発売開始された長い歴史を誇る弁当です。全国初で、長らく全国で唯一だった、そばの駅弁です。専用の厚紙箱に、もりそばと青ネギと練りワサビ、うずらの生卵とミカンとボトルのめんつゆが入っています。かつて国鉄は、御飯の入らない弁当を駅弁として取り扱わなかったため、公式な駅弁にはならなかったそうです。現在は、駅前のそば屋「合田」で注文すると、見た目も内容も当時の駅弁と変わらない「もりそば弁当」を作ってもらえます。


私が初めて渡道した時も食べた「もりそば弁当」。30年以上前のことである。



何度食べてもいつもおいしいと思う長万部の「もりそば弁当」

価格:700円
売場:JR北海道長万部駅前 そばの合田
調製元:有限会社 合田
営業時間:月,火,木~日 10:30~15:30