510系客車は、1993年(平成5年)に釧網本線で運行されるトロッコ列車「くしろ湿原ノロッコ号」用として、50系51形を種車に1両が改造されました。続いて、1998年(平成10年)に従来車の老朽取替のため編成単位で改造され、1999年(平成11年)には「富良野・美瑛ノロッコ号」用として2両が追加改造されました。さらに、2004年(平成16年)には、快速「海峡」の廃止により余剰となったオハフ50 5008を種車に1両が再改造されました。2024年現在、7両が現役で運用されています。510系客車は、オハ510形・オハテフ500形・オハテフ510形・オクハテ510形の4形式で構成され、「くしろ湿原ノロッコ号」用車両が緑色基調、「富良野・美瑛ノロッコ号」用車両が茶色基調の塗装となっています。


くしろ湿原ノロッコ号用

1号車 - オハ510-1
2号車 - オハテフ510-1  トロッコ車両
3号車 - オハテフ500-51  トロッコ車両
4号車 - オクハテ510-1  トロッコ車両 機関車制御車




オハ510形 オハ510-1
1998年(平成10年)に「くしろ湿原ノロッコ号」用としてオハフ51形を種車に改造されました。定員92(着席定員67)
編成内サービス電源用パッケージ式発電機を旧車掌室に床上搭載し、付近の扉や窓は塞がれ、通気グリルや機器搬出口が設置されました。種車の和式トイレは従前のまま残されています。車内は原形のボックスシートと、出入台部はロングシートのままで、ロングシート部にはつり革も残されています。暖房方式は、発電機からの電源による電気暖房に変更されました。



オハテフ510形 オハテフ510-1
1998年(平成10年)に改造された「くしろ湿原ノロッコ号」用車両です。和式トイレのほか、物品販売用のカウンター、車椅子スペースが設けられています。定員66


オハテフ500形 オハテフ500-51
2004年(平成16年)に「海峡」の廃止により余剰となったオハフ50 5008を種車に再改造された「くしろ湿原ノロッコ号」用車両です。自車給電用のディーゼル発電機を床下に搭載しています。



オクハテ510形 オクハテ510-1
機関車と反対側の編成端に連結される車両です。分類上は客車ですが、片側に運転台を設置しており、最後部に機関車を連結した状態で機関車を制御・走行(推進運転)することができます。客車に付される重量記号「オ」と、制御車を示す「ク」の記号が付与されています。オクハテ510-1は、「くしろ湿原ノロッコ号」用で、カーペット車オハフ51 4の再改造車です。定員74





くしろ湿原ノロッコ号 オハ510-1 釧路



くしろ湿原ノロッコ号 オハ510-1 釧路



くしろ湿原ノロッコ号 オハ510-1 釧路



くしろ湿原ノロッコ号 オハ510-1 車内



くしろ湿原ノロッコ号 オハ510-1 車内



くしろ湿原ノロッコ号 オハテフ510-1 釧路



くしろ湿原ノロッコ号 オハテフ510-1 車内



くしろ湿原ノロッコ号 オハテフ510-1 車内物品販売用カウンター



くしろ湿原ノロッコ号 オハテフ500-51 釧路



くしろ湿原ノロッコ号 オクハテ510-1 釧路



くしろ湿原ノロッコ号 DE10+510系客車 釧路





JR北海道510系客車(くしろ湿原ノロッコ号用) 配置表

会社 配置 形式 番号
北海道 釧路 オハ510 1 1
オハテフ510 1 1
オハテフ500 51  1
オクハテ510 1  1
































510系客車