SL冬の湿原号は、JR北海道が釧網本線釧路駅 - 標茶駅間において冬季に運行している蒸気機関車(SL)牽引による臨時列車です。牽引にはC11形蒸気機関車171号機が使われ、現在北海道で運行されている唯一のSL列車です。SL冬の湿原号は、2025年に運転開始から25年が経過しました。昨年に引き続き、今度は下り列車に乗車しましたので報告します。
(2025年2月乗車)

標茶駅2番線で出発を待つSL冬の湿原号

今回の乗車は、2号車のスハシ44。北海道唯一の旧型客車だ。

座席はリニューアル済。テーブルも設置されている。

白熱灯風の照明も良い。車内にはストーブが設置され、煙突が目立つ。

車窓

SL列車らしく黒煙が流れて来た。


車内はほぼ満員。指定席券はもちろん完売済である。

茅沼駅に到着。タンチョウ鶴がお出迎え。

列車は北海道の大地の中を行く。

ストーブでお酒のつまみを焼く人も。

隣の3号車。こちらも満席。半数以上が外国人観光客だ。

塘路駅に到着。

塘路駅舎

塘路駅で列車はしばしの停車。

今回は、塘路駅で下車。塘路駅から先の指定券が入手できなかったためだ。

列車の発車時間が近づき係の方が構内踏切にいた人を退避させる。
外国人観光客は係の方の言うことを聞かない人も多く、苦労が絶えないと思う。

SL冬の湿原号(釧網本線9381レ 標茶駅→塘路駅)